鉄鋼原料 RAW MATERIALS

鉄鋼原料について 鉄鋼原料について RAW MATERIALS

メイン事業はコークス、無煙炭など原料・燃料の輸出入・販売。大手鉄鋼メーカーを中心に多くの企業様へ商材をお届けしており、コークス分野では国内トップクラスの取扱量を誇ります。

そもそもコークスは、高炉メーカーが鉄をつくる際に必ず使用する原料。また、石灰メーカーも焼成用にコークスや無煙炭を必要としており、日本の基幹産業に欠かせない原料です。

当社は国内4か所に篩(ふるい)設備を備えたヤードを所有し、商品在庫をストック。小口需要から大口需要までフレキシブルに対応し、成分や粒度のニーズにも細やかにお応えしています。こうした対応ができるのは国内外に多くの仕入先・販売先があるからです。
コークスは市場価格の変動が激しく、取り扱いが難しい商材です。しかし当社はコークスの取扱いに精通し、ユーザー本位のビジネスを展開しております。
ある日突然、国内にコークスの余剰が発生し、輸入から輸出に転じなければならないこともあります。そのような場面でも、当社は数十年に渡り蓄積した知識とノウハウを駆使して臨機応変に対応。さらに三国間取引にも積極的に参画するなど、大手商社にはできない小回りの利くビジネスを展開しています。

又、バイオマスを原料としたバイオコークスの取扱も増えています。脱炭素社会に向け、需要が増えており、当社としても力を入れて事業を進めています。

今後も国内外を問わず幅広く仕入先・販売先を開拓し、商材ラインナップを拡充。さらに需要の伸びが期待されるアジア圏を中心に販路を拡大中です。

鉄鋼原料フロー RAW MATERIALS BUSINESS

  • 輸入フロー
  • 輸出フロー

取扱商品 MAIN PRODUCTS

  • コークス

    コークス

    コークスは、石炭(粘結炭)を1,000℃以上の高温で乾留(蒸し焼き)し、石炭ガスやピッチなどの副産物を取り除いた後に残る炭素分の多い物質です。主な用途は、製鉄所の高炉の燃料・還元剤として、また製鉄周辺分野やそれ以外の分野でも燃料・精錬用と幅広い用途があります。

  • 無煙炭

    無煙炭

    最も炭化度の進んだ石炭。粒度によって用途は様々で細かいサイズは燃料や粉鉄鉱石を塊状に焼結する焼結炉で使用されます。塊は粒度を揃えて石灰焼成用等のコークス代替として使用されます。

  • 加炭材

    加炭材

    主にコークス・無煙炭をお客様のニーズに合わせ粒度調整や乾燥、ブリケットに加工して使用されます。

  • ドロマイト

    ドロマイト

    ドロマイトは苦灰石とも言い、主に炭酸カルシウム(CaCo3)と炭酸マグネシウム(MgCo3)から成っており、脱硫などの鉄鋼副原料として使用されます。

  • か焼無煙炭

    か焼無煙炭

    無煙炭に熱処理を行い、揮発分をおさえ炭素分を高くした製品です。主に製鋼用の加炭材として使用されます。中国産が主であり、取扱いサイズは、 3-8mm, 10-30mm 等様々あります。

  • コークスブリーズ

    コークスブリーズ

    石炭コークスの粒度が細かいものになり、乾燥したものは、主に電気炉製造でのインジェクションカーボン用として使用されます。スクラップ熔解の促進を図ると共に、スラグ膜をつくり電力原単位の向上、炉壁寿命の延長などに役立っております。