バイオマス BIOMASS

バイオマスについて バイオマスについて BIOMASS

2012年の自然エネルギー固定価格買取制度(FIT)の開始とともに、バイオマス発電所が全国に続々と誕生しています。バイオマス燃料であるPalm Karnel Shell (PKS)・木質ペレットを輸入し、全国の発電所へ販売しています。

PKSとは、パームやしから搾油した後に残るやし殻のこと。インドネシア、マレーシアが世界のパーム油生産量の8割以上を占めています。当社はインドネシア企業と提携し、現地で集荷したものを徹底的に品質管理した上で、日本へ輸入・販売しています。従来、PKSは副産物として処分されていた特性上、品質が安定せず、成分も水分量ぐらいしかコントロールできませんでした。

当社は現地協力会社と試行錯誤を重ねた末に、熱量が高く燃焼効率がよい、異物混入を極力防いだPKSを取り扱い、お客様や同業他社から高い品質評価を得ています。

PKSの日本への輸入量は2015年の約45万トンから2022年には510万トンへと急増しました。販売先の需要に応えられるよう、今後も複数の仕入先の確保に努め、責任をもって供給をしていきます。

また、現在はPKSのみならず、木質ペレット・その他バイオマス燃料の需要が増加しています。既に当社は木質ペレットの長期販売契約が決まり、出荷が始まる予定です。今後はまだまだ増加するバイオマス燃料の需要に応えるため、海外のパートナー企業との連携を深めていきます。

バイオマスフロー BIOMASS

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